パリに見出されたピアニスト フル動画無料視聴方法 | noir-movie

2018年製作/106分/フランス・ベルギー合作 予告動画を検索

パリの北駅に「ご自由に演奏を!」と書かれて設置されたピアノ。それを弾く青年・マチューは天性のピアノの才能を持っていたが、育ってきた環境から誰にも明かせずにいた。そんな彼の演奏を聞き、名門音楽学校でディレクターを務めるピエールが足を止める。

ライター/ジョセフ

見たい映画はDVDや動画配信サービスではなく、なるべく映画館に足を運んで見るようにしています。これからも素晴らしい映画との出会いを大切にしていきたいと思います。

解説/noir編集部

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「パリに見出されたピアニスト」はルドヴィク・バーナード監督によって、2019年の9月21日に劇場公開されています。

アフリカからやって来た青年がエベレストへの無謀な登頂を試みる「L’ ascension」や、パリの若き女性実業家がバスク地方でひと騒動巻き起こす「Mission Pays Basque」など。

パリ郊外にある低所得者層向けの団地の一室で、マチュー・マリンスキーは母親と妹弟の4人で暮らしていました。

幼い頃からクラシック音楽に興味を抱いてきたマチューでしたが、経済的な事情のためにピアノ教室に通うことが出来ません。

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パリのターミナル駅には誰でも無料で利用可能な1台のピアノがあるために、マチューは独学で練習するようになります。

いつものようにピアノを弾いているマチューに名刺を渡したのは、パリ国立音楽院でディレクターを務めるピエール・ゲストナーです。

マチューの非凡な才能に気がついたピエールは、4カ月後に開かれる大事なピアノコンテストの代表選手に選びます。

幾度となく問題行動を起こして反抗していたマチューも、ピエールの真摯な指導に触れていくうちに心変わりをしていくのでした。

生い立ちや環境には恵まれないながらも天賦の才能を秘めた、マチュー・マリンスキー役はジュール・ベンシェトリです。

父親は「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」などの監督作があるサミュエル・ベンシェトリ、母親は女優のマリー・トランティニャン。

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更に遡ると「男と女」や「Z」に代表されるような、名優ジャン・ルイ・トランティニャンの孫に当たります。

劇中で披露しているの情感あふれる演奏シーンには、フランス映画界のサラブレッドとして今後の活躍にも期待を寄せてしまいますね。

マチューを時に厳しく時には優しく導いていく、ピエール・ゲストナー役を演じているのはランベール・ウィルソンです。

マチューとは数多くの障壁を乗り越えて心通わせていく、アンナ役のカリジャ・トゥーレも存在感を発揮しています。

マチューとピエールが運命的な出会いを果たすのは、北駅に設置されて「自由に弾いて下さい」とだけ書かれたピアノです。

行き交う無数の観光客や地元の人たちで賑わうパリの駅構内に、ヤマハのピアノがポツンと佇んでいる風景は不思議ですね。

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音楽学校の女子生徒・アンナと仲良しになって、デートコースとして巡るのはサン・マルタン運河沿いの通りです。

平日は朝から晩までレッスンに明け暮れていたマチューがつかの間の青春を謳歌する様子が微笑ましく映ります。

週末の夕暮れ時にはローラースケートで滑走する若者たちで溢れかえっていて、背景には火災に遭う前のノートルダム大聖堂がライトアップされてい感慨深いです。

映画の冒頭で雑踏に囲まれたストリートピアノに向かって一心不乱にマチューが弾いている曲は、ヨハン・セバスチャン・バッハの「平均律クラヴィーア曲集」です。

パトロール中の警察官が少しずつ近づいてくる中で高まっていく旋律は、いやが上にも波乱含みの幕開けを予感させます。

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マチューが住んでいる場所は労働者階級や移民が多いエリアで、ヒップホップが人気でクラシックの静謐さとは程遠いです。

若手ピアニストにとっては登竜門とも言えるコンクールに参加することとなったマチューは、課題曲を完璧にマスターしなければなりません。

「ピアノ協奏曲 第2番」は音楽家としてスランプに陥っていたセルゲイ・ラフマニノフが、1901年に完成に漕ぎ着けた代表曲です。

人生に迷い続けてきたマチューにとっては相応しい曲であり、自身の進退を問われることになるピエールにとっても思い入れのある曲になります。