イカリエ-XB1 フル動画無料視聴方法 | noir-movie

1963年製作/88分/チェコスロバキア 予告動画を検索

22世紀後半、生命探査の旅に出た宇宙船・イカリエ-XB1は、旅の途上で宇宙を漂う朽ちた宇宙船を発見する。船内にあったのは謎の死を遂げた乗組員らの死体。さらにこの難破船に積まれた核兵器の爆発により、イカリエ-XB1の調査員たちも命を落としてしまう。

ライター/ジョセフ

見たい映画はDVDや動画配信サービスではなく、なるべく映画館に足を運んで見るようにしています。これからも素晴らしい映画との出会いを大切にしていきたいと思います。

解説/noir編集部

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「イカリエ-XB1」はインドゥジヒ・ポラーク監督によって、1963年の7月29日に劇場公開されています。

ポーランドの小説家スタニスワフ・レムによって1956年に発行されている、長編小説「マゼラン星雲」が映像化されました。

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「ピエロ・フェルディナンド」や「ルールのないルール」等、メガホンを取ったのは子供向けのシリーズから犯罪物までを手掛ける映画作家です。

2016年には4Kバージョンで再編集された後に、第69回のカンヌ国際映画祭でのカンヌ・クラシック部門に正式出品されました。

日本では長らく公開待機作品となっていましたが、2018年5月19日にデジタルリマスター版での国内上映に漕ぎ着けています。

22世紀後半に人類の移住地候補となる惑星探査に出発した、巨大宇宙船に迫り来る危機を描いたSFアドベンチャーです。

上映時間 88分
製作年 1963年
製作国 チェコスロバキア
原題 Ikarie XB 1
配給 コピアポア・フィルム
公式サイト

地球上の環境破壊とエネルギー資源の不足が深刻化していた 2163年、居住型宇宙船「イカリエ-XB1」が出発しました。

世界初の試みとなる惑星探査飛行のメンバーには、艦長のアバイェフを筆頭に科学者から民間人までの多数が集まっています。

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宇宙空間を漂っていたイカリエーXB1が1番最初に発見したのは、ずいぶんと旧いタイプの小型探査用宇宙船です。

かなりの距離まで接近しても乗組員の気配はまるで感じられずに、こちらの通信信号に応じることもありません。

アバイェフは異星人とのファーストコンタクトの可能性を考えて、ロボットではなくふたりの飛行士を偵察に送ります。

本船から切り離された小型艇でヘロルドとペトルが相手の船に乗り移った瞬間に、予想外の事件が勃発するのでした。

宇宙の涯てへと恐れを知らずに突き進んでいく、主人公のアバイェフ艦長役はズデニェク・シュチェバーネクです。

宇宙船外からは次から次へと不足の事態が降りかかってきて、船内でも人間関係が複雑で心の休まる暇はありません。

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完全無欠のヒーローというよりも、悩み多き中間管理職のような悲哀を浮かべた表情に親しみ易さが湧いてきました。

頭脳明晰な数学者のアントニー役に扮している、フランティシェク・スモリクはチェコ映画には欠かせません。

カレル・チャペックの戯曲を実写化した「馬に乗った骸骨」や、実在する宗教改革者に成りきった「ヤン・フス」など1972年に亡くなるまで70本以上の作品に出演しました。

今作でも単なるロボット好きで頭でっかちな夢想家と思いきや、終盤で披露しているどんでん返しは必見ですよ。

あの「スタートレック」や「未知との遭遇」にも多大なる影響を与えたという、自由奔放な発想から産み出された知られざる名作です。

古くから人形アニメーションが発達していたチェコらしく、今作でも自らの意で動くロボット・パトリックが登場します。

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レトロなボディが可愛らしく、数学者・アントニーの完璧なプログラミングによって微妙な喜怒哀楽まで表現可能です。

次から次へと迫りくるのピンチを乗り越えていくうちにアントニーとパトリックとの間に芽生えていく、種族を越えた友情関係にも注目してみて下さい。

いざというときには身体を張って人間の命を守るのは、SF作家アイザック・アシモフのロボット3原則でもお約束ですね。

終盤に用意されている大活躍と、突如として訪れる皆とパトリックとの別れは涙なしには見ることが出来ません。

かつては冷戦時代を象徴する鉄のカーテンの東側で多くの謎に包まれていた、チェコスロバキア独特な世界観を垣間見ることが出来ます。

1989年11月9日にはベルリンの壁崩壊、1991年12月25日のソビエト連邦崩壊、1993年1月1日でチェコスロバキア解体。

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いま現在ではチェコ共和国とスロバキア共和国のふたつに分かれていますが、本作品の製作が開始された1960年代前半には国内でふたつの勢力が激しく対立していました。

多種多様な民族が共存共栄を目指してイカリエ号に乗り込んでいくシーンには、自国への強いメッセージが込められています。

主人公たちの前に立ちはだかるダーク・スターは、圧倒的な兵力を誇るソ連でもあり揺るぎのない共産主義体制を暗示しているはずです。

旅の終着点でアバイェフ一向の目の前に広がる眺めも、プラハの春の遥か先にある自由と平和を見据えていました。